行政書士資格があればできること

行政書士資格があればできること

行政書士の資格を取りたい人は自分が将来どんなことができるのだろうかと考えるかもしれません。
行政書士の仕事はどのようなものなのでしょうか。行政書士資格があればどんなことが出来るのでしょうか。

 

行政書士の主な業務は書類作成、提出手続の代理、書類作成等の相談です。
特に一般的に行われているのは建設関係や農地関係、相続や遺言といった分野の書類作成の代行です。

 

例えば、ある人が持っている農地に家を建てたいと思ったとします。しかし農地にいきなり家を建てるということはできません。
農地を宅地に変更する手続きが必要になります。

 

これを農地転用と言います。農地転用をするには所定の書式によって市町村に申請を行わなければなりません。
その際に行政書士の業務が必要になるのです。
申請自体は個人でも行えますが、たいていの場合、専門的な図面などが必要になるので行政書士が行うのが一般的です。
行政書士は書類を作成し、市町村に提出し許可が下りたならそれを受け取るところまで業務として行います。

 

加えて行政書士の特徴として他の士業と業務が重なる部分が少なく、連携しやすいというものがあります。
したがって弁護士や司法書士、税理士といった士業と提携して業務を行うことができます。

 

他の士業と相性が良いので、もともと資格を持っていた方でも行政書士を取得する人も少なくありません。
このように、行政書士になると行うことのできる業務が数多くあることがわかるでしょう。